●090金融
チラシや張り紙などに090(または080)から始まる携帯の番号電話しか載せず、正体を明かさない金融業者のことをいいます。
消費者金融業者は必ず固定電話の番号を持たなければならないと法律で決められています。
携帯番号しか載せていない消費者金融会社は、非合法な悪徳金融業者です。
●チケット金融
商品券や新幹線の回数券、高速の回数券などを、代金後払いで買わせ、金券ショップなどに持ち込むことで換金させ、後日貸付金をして返済させます。
換金した差額分が利息となり、高金利で悪徳な消費者金融のひつとです。
●紹介屋(コーチ屋)
多重債務者に、「審査が通りそうな消費者金融を紹介します」と言って、高額な紹介料を取る悪徳 消費者金融です。
消費者金融から借り受けた融資額にたいして3割?5割の手数料を請求します。紹介先は無関係出資法では紹介料は契約額の5%以下に規制されており、それを超えるものは違法です。
紹介されて消費者金融が無関係な消費者金融なこともあり、必ず借りれるとは限りません。
●システム金融
複数の 消費者金融が共謀して行う手法です。
まずある消費者金融業者が融資をし、返済が滞ると他の業者が融資の勧誘をする、ということを繰り返します。
一度このシステム金融の罠にはまると、借金と返済を繰り返し、短期間の内に急激に債務が拡大してしまいます。
●買取屋
多重債務者にクレジットカードで高額な電化製品や金券などを買わせて、その商品を安く買い取る消費者金融です。
買取屋はその商品を転売して利益を得ます。
現金を手にする事が出来ますが、後からクレジットカードの請求が来るのでさらに借金が増えてしまいます。
●整理屋
「借金を整理します・一括肩代わりします」など多重債務者の弱みに付け入り近づいてきます。
弁護士を紹介するなどと持ちかけて手数料を取ったり、 弁護士や司法書士を装って債務整理を行なうふりをしてお金を騙しとります。本当の債務整理さながら受任通知を債権者へ送付して功名に騙すケースもあります。
もちろん適切な債務整理などは期待できず、必要以上の負担を負わされることになります。
受任通知は、債務整理を行える弁護士と、認定を受けた司法書士しか出せませんが、悪徳な弁護士や司法書士と提携してる場合や、偽造している場合もあります。
●年金担保金融
年金生活者に「年金立替え・年金融資」などと言って、年金証書・貯金通帳・銀行印・クレジットカードなどを担保にして融資を行う業者です。
年金を担保とした融資は、福祉医療機構など以外には認められていません。